1.エアコンから暖かい風が出ない思ったら確認すること
室内機が動いていない場合
まずは室内機が動き、送風ファンが動く必要があります。リモコンで電源を入れたつもりだったけど動いていないということもあるので以下のことを確認してください。
- ブレーカーは落ちていませんか?
エアコンを使用する期間が短いということでエアコンのコンセントのブレーカーを落としている方もいます。分電盤を確認しましょう。
- 電源は入っていますか?
電源プラグがコンセントに差し込まれているか確認してください。シーズン終わりに抜かれている可能性や緩んでいることがあります。
- リモコンの電池は切れていませんか?
リモコンの赤外線発信部分をスマホのカメラ越しに見てください。カメラで光っているのが確認できれば赤外線が出ている証拠です。
赤外線が出ていなければ電池交換してください。電池を交換しても変わらないようであればリモコンの不具合です。メーカーから純正リモコンを購入すると高いので、ホームセンター等で売っているマルチリモコンがおすすめです。
マルチリモコンは、風向・風量・冷暖房温度調整の機能しか使えないものがほとんどなので、自動掃除機能等の多機能エアコンは純正のリモコンを取り寄せないとそれら機能は使用できません。
- 応急(自動)運転ボタンで動きますか?
上記項目確認後もエアコンが動かない場合、室内機本体の応急(自動)運転ボタンを押してみて下さい。長押ししてしまうと冷房(強制冷房)になることがあるので長押しはしないこと。
- タイマーランプ、運転ランプは点滅していませんか?
- タイマーランプ、運転ランプの点滅は何かしらの故障のサインです。現在のほとんどのエアコンは点滅の仕方(間隔や回数)によって症状を判断することができるようになっています。点滅または点灯の間隔と点滅回数を確認しメーカーまたは販売店への修理依頼が必要です。
”風は出るが暖かくない、または風が出ないという場合”
- リモコンの設定は 「暖房」 になっていますか?
機種によっては運転切替ボタンで暖房・暖房・送風と切替が必要な場合があります。夏に使用したのが最後だという場合は設定が冷房や送風、除湿モードになっている可能性があるので確認してください。
- リモコンの設定温度を外気温度より低く設定していませんか?
外気温より設定温度を低くすると室外機は動作しないので当然、暖かい風は出てきません。必ず外気温より高い設定に。
室内機(または室外機)には温度センサーが搭載されてていますが、稀にセンサーにホコリが被り正常に動作しない場合もあります。
- エアフィルターにホコリがたまっていませんか?
-
吸い込まれた空気はフィルターを通って送り出されます。。フィルターに塵、ホコリが溜まってしまうと空気の吸い込み、風量が著しく低下するのでシーズン中は2〜3週間に1度は確認した方がいいでしょう。
「私のは自動掃除してくれるから大丈夫」という方がいますが、決してそんなことはありません。そのまま放置が続くと故障・トラブルの原因ともなりますので注意してください。
※フィルターのほこり汚れは冷暖房の効きだけでなく、水漏れや温度センサーの異常などの原因ともなります。
- 送風ファンが著しく汚れていませんか?
-
長年使用していると室内機の送風ファンにも汚れが付着します。特にペットを飼っている家庭では尚更です。送風ファンの汚れの場合、エアコンクリーニング業者に依頼しましょう。
- 室外機周辺(特に前面)にものを置いていませんか?
-
室外機前面にモノが置いてある、前面すぐに壁があるといった場合は熱がこもり、室外機側での熱交換効率が下がります。つまり効きに悪影響を与えます。費用はかかりますが設置後の室外機の移動も可能なのでエアコン工事業者に相談するのもありでしょう。
- 霜取り運転してませんか?
-
冬場に暖房を使うと室外機のフィン(熱交換器)に霜がつくことがあります。霜がつくとエアコンは「霜取り運転」をはじめ、この間10分程度暖房が使用できなくなります。
基本的に暖房運転の開始時やその直後に霜取り運転を行うことはありませんが、寒冷地などでは雪や雨が凍っている可能性もあるので室外機の点検を点検して見ましょう。
- 室外機は動いていますか?
-
最高設定温度(30〜32度)で暖房運転してください。室外機が動き始めるのを待ちましょう。暖房の場合は特に問題がなくても始動までに3分〜5分程度かかります。
室内機も室外機も動いていて10分程度経っているのにぬるい風しか出てこない場合はガス漏れ(不足)の可能性が高いので購入店・取り付け業者またはメーカーに修理依頼。
2.業者に修理を依頼する
前述の内容を確認し、自分では対処できない場合や特に問題が見当たらない場合にはメーカーまたはエアコン工事業者さんへ点検修理を依頼しましょう。
修理内容は多岐に渡りますが、冷暖房が効かない原因でもっとも多いのがガス不足です。前述の確認事項に特に問題ないケースではエアコンがガス不足の状態になっていることが考えられます。
おすすめ記事
点検修理を依頼する際には以下の事項を伝えることが必要です。
【修理業者に伝えること】
- エアコンの型番、年式
- エアコン購入時期と設置・使用期間
- 室内機と室外機の位置関係(現場状況)
- 冷媒ガスの種類(R32、R410A)とその量(室外機側面に記載あり)
修理費用の金額によってはエアコンを買い換えた方が良いケースも多いです。また部品保有期間の関係で製造年より10年近く経ったエアコンは買い換えが推奨されます。
3.まとめ
- 暖房が効かない原因は多岐に渡るが、一番多い原因はガス不足。
- 暖房運転は霜取り運転や始動開始まで5分程度かかるので要確認。
- ガス漏れ修理費用は安くて15,000円。
- 修理よりも買い換えた方が費用的にも機械的にも良いことがある。
全国の頑張る業者さん
-
【群馬県】モリタメンテナンスサービス
工事歴20年以上の技術と経験でご納得いただけるエアコン工事に努めます公式サイト
-
【宮崎県】前田電工
宮崎県宮崎市を中心にご家庭のエアコン、各種電気工事を行なっております。「適切な施工」「適正な価格」「誠実な対応」でお役に立たせていただきます。 公式サイト
-
【長崎県】しま電器
”ブログにて実際の工事紹介”を行っております。”価格は安く時間をかけた丁寧な仕上がり”が理想の選択肢だと考えています。公式サイト
-
【鹿児島県】霧島エアコン
鹿児島県霧島市を中心に家庭用・業務用エアコン工事ご相談ください。長年の技術と経験で適切なアドバイス、適切な施工に努めます!公式サイト
-
【大阪】TNエアコンサービス
少数精鋭で臨機応変、丁寧に対応!工事日時もご相談ください。【中古エアコン工事込み 3万円から有り!】公式サイト
-
【東京】青雲電機(せいうんでんき)
工事費だまされていませんか?日本で1番安い!?配管セット(1000円/m)!リピーター、女性のお客様多数!下請けなし。公式サイト