エアコンの取り付け方法

ここでは、基本的な作業手順のみ紹介します。取り付け状況により手順が異なる場合もあります
※当サイトを参考にし、起きた事故・損害等の責任は一切負いかねますので、自己責任にてお願い致します※

  • 取り付け工事前に。

  • 工事時間 : 60分〜120分(準備含む、標準工事の場合)
  • 作業人数 : 1〜2人
  • 工具・道具・部材の用意 : ホームセンター、道具・材料屋さん、ネット通販、レンタル
  • 天気 : 晴れの日に限る

1人でできる現場もあれば2人必要な場合もあります。無理に1人で行うとエアコンや家財、家に損傷を与えてしまう可能性もあるので慣れていない(工事の工程をイメージできない)場合は必ず2人で行う必要があります。

道具に関しては専門の機械(真空ポンプ等)が必要になります。定価で買うと小さなエアコンと同等なので一時的にしか使わないならレンタルで良いと思います。

  • 1.道具の準備

    エアコン取付けに必要な道具

    • 養生マット(室内が傷つかないようにします)
    • 脚立(エアコン取り付けは高所作業が多いです)
    • カッター
    • パイプカッター
    • 電動ドライバー
    • モンキーレンチ、トルクレンチ(配管締め付け用)
    • ニッパ(電線被覆剥き)
    • フレアツール(配管加工道具)
    • バリ取り(配管切断時のバリを除去)
    • 水平器
    • メジャー
    • 六角レンチ(バルブ開放に必要)
    • マニホールド(真空引きの際のゲージ確認)
    • 真空ポンプ(真空引きに使用)

    上記は最低限の道具・工具であり、設置方法や現場状況により異なります。

  • 2.部屋の養生

    部屋の養生

    取り付け作業はエアコンを置いたり、道具を置いたり、脚立を立てたりするのでなるべく厚手のマットで床を養生します。薄いマットだと、道具を落としてしまって傷がつくこともあります。

  • 3.据付板の取り付け

    背板を取り付ける

    室内機はこの板に引っ掛けて取り付けるので、据付板は強固に壁に固定します。

    配管穴位置・寸法・水平を考慮し最適な位置決めを行い、ボードアンカー、ビスを使用して強固に取り付けます。

    取り付け壁の種類によって取り付け方法も異なり、コンクリ→プラグorアンカー、土壁→たて桟金具 となります。据付板の位置によって工事の難易度が大きく変わるので経験が必要です。

    ※配管穴が無い場合は新規に穴開け工事が必要です。

  • 4.電線、ドレンホースの接続

    電線、ドレンを室内機に接続

    電線(3芯)は被覆を剥いて黒、白、赤3本室内機の受けに差し込みます。ドレンホースは室内機左右で付替えができるので結露水が流れる方向に付け替えます。

    剥く電線の被覆の長さは長すぎても短すぎてもダメです。

  • 5.室内機を取り付ける

    背板にエアコンをひっかける

    配管、電線、ドレンを配管穴に通し室内機を「3」で取り付けた据付板にひっかけます。室内機上部、下部が壁にピタッとついていればOK。最終確認として、傾いていないか、エアコンを手間に引いても据付板が壁から抜けないかをチェック!

  • 6.配管パイプの加工・接続

    フレア加工した配管パイプを接続する

    配管パイプはパイプカッターで長さを調節、バリ取りをし、フレア加工後に室内機から出ている配管に接続します。締め作業には専用のトルクレンチの使用が推奨されます。しっかり接続しないとガス漏れしエアコンが効かなくなります。

    (DIYする方(初心者)のほとんどはフレア加工、または締め付けの失敗をします。)

    ガス漏れ防止剤としてフレア面に塗布するオイルもあり業者でも使用、未使用はわかれます。

  • 7.配管のルート決めと仕上げ

    配管パイプの仕上げ

    接続した配管、電線、ドレンを綺麗にレイアウトし、化粧テープで仕上げます。配管カバー施工時はカバー内に配管を納めます。

  • 8.室外機へ配管接続

    配管類を調整し室外機に接続する

    「6」同様に配管をフレア加工し室外機へ配管および電線を接続します。

  • 9.真空引きを行う

    真空引きを行う

    接続した配管内を真空状態にすることを真空引きといいます。
    現在のすべてのエアコンは真空ポンプ、マニホールドを用いて真空引き作業をしなくてはなりません

    機械は購入すると高いので一時的な使用であればレンタルも可です。

    規定圧になったら真空ポンプを停止させ数分おきます。数分後マニホールドの針の位置の変化からガス漏れチェックを行います(変動なしならOK)。

  • 10.バルブを開けガスを開放する

    バルブを開放しガスを循環させる

    室外機側の配管接続部分2ヵ所(高圧、低圧側)に六角レンチを差し込み、反時計回りに回し弁を開放します。室外機に封入されていた冷媒ガスが循環し、エアコンが使用できるようになります。

  • 11.パテで穴埋め

    穴のパテ埋め

    最後に配管が通っている穴をパテ埋めして取り付け工事は完了です。

    試運転、水試験(室内機での結露水が問題なく外に排出されるか)をして片づけ。

  • 取り外し方法を見る

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    取り付け工事後に発生するトラブル解決策

    エアコンが効かない・・・

    まずは下記をチェック。

    • ブレーカーは上がっていますか?
    • コンセントに電気は来ていますか?
    • 冷暖房の設定(リモコン)はできていますか
    • 電線の挿す順番(黒白赤)は合ってますか?
    • 室外機のガスバルブは開いていますか?

    上記、問題なければ冷媒ガスの漏れの原因が非常に高いです。自分で設置した場合には業者に修理(再取り付け)依頼(相場:15,000円〜)。設置を業者に依頼した場合は設置業者に連絡。

    夏場エアコンからポコポコ音がする・・・

    冷房を使用すると室内機に結露水が溜まります。通常、それはドレンホースを通って室外機に排出されますが、ある程度室内機に溜まってしまう分があります。

    室内と室外の気圧差が大きいとき、外に出ているドレンホースから空気が室内に向けて流れ込み水を押しのけることが原因となり、ポコポコという異音を鳴らすことがあります(気密性の高いマンションのエアコンで多い)。

    その問題の解決品として「エアカットバルブ」という専用の部品があります。

    エアカットバルブの取り付けは難しくないのでDIY可能です。

    水が漏れてくる・・・

    室内機に溜まった結露水が室内機側で漏れてくることがあります。取り付け後すぐに漏れてくるようであれば取り付け工事に問題があると思うのですぐに修理が必要です。後回しにすると室内壁、家財への影響が大きくなるので注意が必要です。

    下記をチェックしてください。

    • 室内機が穴位置に対して大きく逆に傾いていないか(逆勾配)。
    • ドレンホースが末端まで下り勾配になっているか。
    • ドレンホースが室内機から抜けていないか。

    現場の状況によってはあとから修理することも難しいため、手直しするのに一度エアコンを取り外す必要があるかもしれません。取り付け途中に点検するのがベターです。

    まとめ

    上記、読んでいただければわかるように取り付け工事は様々な道具を適切に使用し、適切なスキルでの工事が必要で、取り付け後に不具合が発生する可能性もあります。経験なしで行うと「効くけど外観が汚い」「見た目は問題ないけど効かない」などという風になることがほとんどです。

    業者に依頼すれば、丁寧にやってくれて、保証もあります。さらに、それも素人が工具や部材を自ら用意した総額と同等で

    自らエアコン設置を行おうとする人の理由は主に「工事費用の節約」かと思いますが、実際のところあまり節約になっていないことも事実です(工事内容によりますが)。エアコン取り付けは業者に依頼することを推奨します

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