失敗しないためのエアコン業者選択のヒント

ネット普及以前は、家電量販店や通販番組でエアコンを購入と同時にエアコン工事業者が来て工事する、タウンページで空調業者を探すというのが一般的でした。

しかし、ネットの普及に伴ってネットで安いエアコンを購入し、業者もネット上で探すのが主流になりました。
多くの業者から比較検討できるメリットはありますが、一方で「どのエアコン工事業者に依頼すればよいかよくわからない」という方も多いのではないでしょうか?

当然のことながら、エアコン工事に従事している者でなければ各ホームページに書いていることをすべて理解するのは非常に難しいです。しかし、理解できないからといって、安易に業者を決めてしまうとトラブルになることもあります(トップページでも紹介中)。

業界構造とその裏側、お客様の声を知っているからこそ語れることがありますので、エアコン取り付け、取り外し工事業者選びの参考にしてください。

どのようなエアコン工事業者がいるのか(集客方法別分類)

集客方法別に工事業者を分類すると以下のようになります。

  • 家電量販店で売れたエアコンの工事を請け負う業者
  • 引越し会社に依頼されたエアコン移設工事を請け負う業者
  • 不動産屋や不動産オーナーとの契約でエアコン工事を請け負う業者
  • 大手仲介サイト、ポータルサイトで仕事を獲得する業者
  • 自社営業(ポスティング、ホームページ、ブログなど)で仕事を獲得する業者

上記1つだけでなく、2つ、3つと合わせて仕事を得ている業者は非常に多いですが、家電量販店・引越し会社の請負をしている業者は多いです。さらに、請負の請負(孫請け)業者も存在します。
ここ数年では大手会社が運営する評価型(星の数や口コミ)ポータルサイトに登録する業者も増えてきました。

結局、どの業者に依頼した方がいいのか?

お客様によって工事費用、人柄、対応などの判断基準は異なるので一概には言えません。ここでは目安としてわかりやすい”工事費用”に視点をあて解説します。

比較的安く工事費用を抑えられるのは、自社営業している業者に依頼した場合です。
どの業界でも同じですが、経費をコントールできることや、仲介手数料がないためにその分価格を抑えることができる点で強いです。

一見、「え?大手っぽいところやポータルサイトの業者とあまり変わらなくない?むしろそっちの方が安くない?」と思う方も結構いますが、それは基本工賃のみのことが多いです。重要なのは総工事費用なので各種オプション費用を比較する必要があります(見積りをとり、曖昧なところは明確に!)。

「やっぱり大手に!」「星の数が大事だ」という方は”安心料”として考えるなら工事費用が高くてもそちらに依頼してもいいでしょう。

手抜き工事、料金トラブルの実態

ネット上で検索するだけでエアコン工事に関して「手抜き工事された」「追加費用がかかった」というような発言を目にすることは少なくありません。しかし、「悪意がある業者なのか、仕方なくそうなったのか」ということが大切です。

どう見ても追加工事を必要とする現場なのに「追加費用がかかった(とられた)」という書き込みをしている方も少なくありません。業者に対して「そんな作業、部品なんて無料でやれ」と言っているようにしか聞こえません。
手抜き工事に関してもお客様の期待値より低いだけで手抜き工事と判断されている側面もみられます。

悪意のある手抜き工事、詐欺的追加請求には以下のサイトを参考にしてみてはどうでしょうか。

なぜ、トラブルに巻き込まれるのか。

悪意のある業者とのトラブルはなぜおきるのか?

結論から言えば、業者にとって低単価での請負および責任感を持てないから。が最も納得いく理由かと思います。

家電量販店や通販番組、引越し会社の下請(外注)業者としてエアコン工事を請け負うと、決して”割に合う仕事”とは言いにくい側面があります。多くのサイトでも語られていますが、単価が高くない分、(1件あたりの時間を削って)数をこなすことが求められる業界構造です。2人で動いている業者ならまだしも、1人で動く業者は結構大変です。

「時間がない」「単価が安いから材料費かけられない」「どうせ1回きりのお客さんだ」
このような状況・環境がマインドに影響を与え、最終的にお客様宅のエアコン工事に形として現れてしまうのです。

さらに少しでも利益を上げるために不要部材の押し売り演技を繰り返します。最初の見積りより数倍の総額になったという場合には演技にだまされているかもしれないので要注意です。

各工事内容で抑えておきたいポイント。

中古エアコンの取付けを考えている方

配管パイプとドレンと電線

まず、あなたはエアコン本体以外に配管パイプ・ドレンホース・電線・室外機の台をお持ちですか?

中古エアコンの場合、そのエアコンを取外した際に配管なども同時に外しているはずです。通常、取り外し業者も配管等を持ち帰ることはありません。なお、リサイクルショップやネットオーク村で購入した中古エアコンはほとんどの場合、配管やドレン、電線は付属していません。

配管・ドレン・電線が「ある」場合

それらを再使用することで取り付け工事費は安くなると思います。問い合わせ時に「以前使っていた配管は再使用してもらえるか?」と聞いた方がいいです。再使用不可能と言われた場合は、その理由と新調時の見積り金額を聞き、とりあえず他の会社にも問い合わせてみましょう。

また「再使用できる」という返事があった場合でも「配管パイプの先端加工(フレア加工)は料金がかかるのか?」と聞きましょう。

配管・ドレン・電線が「ない」場合

基本取り付け工事代金にそれらの部品・材料費が必要となります。

主となる配管パイプ、電線、ドレンホースの料金は確認した方がいいです。”中古取付け5000円!!”などと謳っている安いところでもこの配管等の値段が高かったらそこに依頼する意味がないですよね(配管3000円/m とか)。

中古エアコン取付けはぼったくりに注意です!詳しくはこちら

新品エアコンの取り付けを考えている方

新品エアコンの購入はほとんどが「家電量販店で工事付きで購入する場合」と「ネットで購入する場合」にわかれると思います。この2つの方法のメリット、デメリットについて簡単に説明します。

家電量販店で購入するメリット・デメリット

  • 実際に見たり、店員に聞いたり、割引できたりする(ポイントがたまる)
  • 手間がさほどかからない
  • 総費用は高くなる場合が多い
  • 工事が雑な場合や業者が約束の時間に来ないということがある
  • 自分で設置業者を選べない

ネット(通販、オークション)購入のメリット・デメリット

  • 比較的エアコン、工事も安く、総額を抑えられる場合が多い
  • 様々な種類のエアコンおよび業者から好きなものを選べる
  • 全ての段取りを自分でやらなくてはいけない
  • 良い業者を選べるかは自分次第
  • 工事までエアコンを家に置いておく必要がある

エアコンを移設したい方 (取外し&取付け)

引越し等でエアコンを移設する人も少なくないですよね。引越し屋にエアコン工事を依頼する人もいますが、料金トラブルに巻き込まれるお客様が多いです。さらに、何も疑わずに追加のお金を払ってしまっている人もいます。

問題なのは、エアコン工事に関する”料金表”が示されていないことです。見積もるのは引越し屋の営業マンであり、詳細追加費用については外注のエアコン業者任せとなっています。

追加費用が発生した場合、それがどれくらいかかるのかを事前に確認することができません。これが予想外に高いということでトラブルになるのでしょう。

引越し業者の下請けエアコン工事業者は言葉巧みにお金を請求します。詳しくは被害実例で書いていますので、ご参考に!

少し面倒かもしれませんが、エアコン移設工事は空調屋(エアコン屋)、電気屋に依頼した方がいいと思います

取り外しを依頼したい方

取外しには関してはどこに依頼しても工事の内容的にはほとんど差はないと思います。が、料金は変わります。中には室外機を少しでも運搬する際は数千円。ってところもあるようですが・・・

安いところで取り外し2000円前後、高いところで8000円前後です。
ポイントとしては、冷媒ガス回収はしっかりやってくれるか(やるのが当然)、配管類もまた使えるように外してくれるか(これも当然)、変な追加料金はないか、などです。

廃棄処分を依頼したい方

エアコンの処分をしたい人は依頼する業者によってその費用は異なりますが、無料~1万円くらいと大きな差が出ます。エアコン廃棄処分の依頼先は主に以下のように分類されます。
(自分で処分する方法もありますがここでは割愛します。知りたい方は 「廃棄処分方法」を見てください)

※ここでは、取り外し工事も必要なエアコン処分について説明しています。

量販店などの販売店や引越し社に依頼の場合

エアコンを購入したお店や引越し社に依頼する場合、「出張料+取り外し工事代金+リサイクル料」といった内訳で1万円前後かかります。金額の面で考えるなら最終手段と考えた方がいいかもしれません。

各メーカーのエアコンリサイクル料は下記の通りです。

リサイクル料一覧
ダイキン
DAIKIN
972円
パナソニック
Panasonic
972円
東芝
TOSHIBA
972円
三菱電機
MITSUBISI
972円
日立
HITACHI
972円
富士通
FUJITSU
972円
三菱電機
MITSUBISI
972円

エアコン工事業者、電気屋に依頼の場合

取り外し工事技術や知識は問題ありません。業者によって料金等は異なります。

それこそ、買取ってくれるところ、無料のところ、格安なところ、高いところあります。時間があるならよく検討したいところだと思います。

傾向としては個人でやっているところは安く数千円で完了するところが多く、町の電気屋さんは高いです。

廃品回収業者に依頼の場合

基本的に”無料”と謳っていますが、「外した後の穴の処理は有料」 「外し済みのエアコンならば無料」 「工事状況により別途」 など無料では済まない場合もあるので事前に確認は怠らずに!

依頼するときは、取り外し工事を始める前に「お金はかかりますか」と聞いた方が賢明です。無料だと思っていたら最後に請求されたケースもあります。

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