取り外し編

標準取り外し工事ってなに?

再度取り付けを前提とした一般的なエアコン工事内容です。

室内機・室外機・配管の取り外し、スリーブの処理(パテまたはキャップ)が主な内容です。室外機が屋根上や公団吊りなどの特殊設置の場合は追加費用がかかります。

※業者によってエアコンの容量でも費用がかわることがあります。

ポンプダウンってなに?

室外機に冷媒ガスを回収する作業のこと。

エアコン、配管内部を循環している冷媒ガスをすべて室外機に回収することで漏らさずにエアコンを取り外すことができます。

ガスの放出は温暖化へ悪影響を与えます。また再取り付け時のガス充填が必要になります。エアコンを取り外すときは必ず行います。

どれくらい時間がかかるの?

標準工事で30分前後。

設置状況にもよりますが、特殊工事でも+20〜30分程度。

雨の日でも工事できる?

現場状況、業者判断によります。

比較的簡単な(標準設置)場合には強い雨でなければ取り外しは可能です。しかし、それでもエアコンや配管内に水がが入らないように慎重に作業する必要があります。また、取り外しでも部屋の中と外を出入りするので部屋内が汚れる可能性もあります。

室外機が特殊設置(高所作業等が必要)の場合には危険なので雨天時の作業は避けるべきです。雨天が理由で業者に延期を伝えられても問題ないように工事日時には余裕を持ちましょう。

取り付け時に打ったアンカーは壁に残ったまま?

基本残ったままです。

ボード(中空)アンカーは壁を壊さなければ外れません。簡易的なアンカーでも取り外すと通常のビス穴よりも大きな穴が残ります。

賃貸住宅にお住みで心配する方もいますが、ボードアンカーはエアコン取り付け時に必要なものなので基本的には退去時に修理請求されるなどの問題はないでしょう。

取り外してもらったエアコンはそのまま保管していて大丈夫?

ビニール袋、プチプチマット、毛布でくるんでおきましょう。

多くの場合、取り外し後のエアコンの保管用の養生は有料になると思います。

数か月〜数年保管期間がある場合には、ゴミや湿気からエアコンを守るためにビニールに入れたり、毛布でくるんで置いておくと良いでしょう。くれぐでもホコリの多い倉庫に裸で置いたり、野ざらしにはしないでください。

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