様々なエアコン取り付け現場に対応するために

一口に「エアコンを取り付ける」と言ってもその設置環境・状況は様々です。イレギュラーな現場に対応するにはそれなりの設備が必要です。しかし、基本的な設置環境でも「こういう道具があれば良いのに」と、無くてもなんとかなるけどあったほうが作業が楽、あったほうが作業精度が高くなる工具や道具があります。

著者の私が、安くてあってよかったと思う工具・道具を消化します。

1.ビットに装着するマグネット

ビスをドライバーで締め付ける時、ビスがドライバーから落ちないようにすることができる優れもの。通常のドライバーのビットに装着するだけでビットが磁気を帯び、ビスを引きつけ、体勢が悪くても締め付けやすくなります。

マグネット入りのビットも販売されていますが、いまいち磁力が弱かったり、すぐに弱ったり。装着用のマグネットであればビットの頭が潰れた時や長さが違うビットに付け替える時にも脱着が可能なため経済的な点も評価ポイントです。

個人的にはビット1本にマグネット2つ装着するとちょうど良い磁気力でビスの保持もよくなるのでオススメです。

2.長いドライバー

エアコンのドレンホース付け替え(左右)の時にあると便利です。室内機のドレンホースは根元がビスで固定されています(三菱電機など一部メーカー除く)。このビスが結構奥にあり、通常のドライバーでは届かない機種や作業がやりにくい場合があり、小さなビスを室内機内部に落としてしまうこともあります。

300mmのロングドライバーがあればそのような問題もクリア。さらにこのドライバーに前述のマグネットを装着すればビスを落とすこともほぼなくなります。

3.潰れたビスを外す工具

潰れたネジはドライバーで外すことができません。そんな時に使用するのが「ネジザウルス」。ビスの頭が表面から出ていれば頭を挟みこむことでビスを回すことができます(なお、窪みにあるビスの場合にはネジザウルスが入らず使用できない)。

エアコン工事においては古い機種と取り替え工事の際に潰れてしまっているビスがよくあるので持っておくときっと役に立ちます。

4.エアコンを壁から浮かす道具

エアコンの配管をエアコン裏で接続するときや配管にテープを巻く時など、「エアコンを少し浮かせておきたい」場面が多くあります。この時便利なのが「ウィンバッグ」。

ハンドポンプのジャッキで最大500mm浮かすことができます。素材もソフトクッションなのでエアコンも壁も傷つけません。エアコン裏で配管を接続するときはウィンバッグを2つ使用し浮かせ具合を調整すると作業もしやすくなります。特に最近もエアコンは重量のあるものも多く、ジャッキで浮かすことで安全に作業を行える場面も多いです。

5.下地を探す工具

表面の石膏ボードの裏にエアコンを取り付けるための下地があるかの確認や、柱、間柱、筋交いの有無を確認するために使用するのが「どこ太」です。壁に押し当てることで針が出る仕組みで石膏ボードは貫通しますが、柱などの木は貫通しないので、ある程度壁内の様子を知るヒントになります。

特にエアコンを取り付けるために必要な配管貫通穴を壁に開ける作業の時はよく使います。デメリットは石膏ボードから3cm程度奥までしかわからない点です。もっと壁内奥まで知りたい、探る必要がある時は針金などで探ります。

6.様々なシーンに対応するゴムの棒

「エアコンを廻縁の厚さだけ壁から少し浮かせたい」「室外機のレベルをとりたい」などの際は、ホームセンターで売られているゴムの棒?ブロック?が役に立ちます。

カッターで好きな厚さに簡単に切れます。

up